リノの次に向かったのは、最終目的地のロサンゼルスです。
ロサンゼルスでは、州裁判所でハーグ案件をはじめ、家事事件の法廷をいくつか傍聴し、裁判官や検察官とお話をする機会がありました。
その他、Find the Childrenという子の所在調査や連れ去りの予防教育を行っているNPO、米国人父親の団体であるGlobal Future、Sheriff of Los Angeles County及びLos Angeles Police Departmentという警察組織を訪問しました。
陽射しが明るく、美しいビーチも近いロサンゼルスにいると、私たちも、冬色のスーツから明るい色の軽装を好むようになりました。全体として開放的な雰囲気があり、もうしばらく滞在するのならロサンゼルスがいいなと思ったほどでした。
私はワインエキスパートの資格を持っているため、そのことを知っている友人から、アメリカ滞在中はさぞかしカリフォルニアワインを楽しんだのではと聞かれました。ですが、実際には、体調管理のため、ワインを頂いたのは、ダラスとリノで一般家庭にご招待されたときに一杯ずつと、プログラムが終わった日にロサンゼルスで頂いた3回だけでした。最後に飲んだカリフォルニアのワインは、その果実味や甘みが、温暖で乾燥したロサンゼルスで飲むと美味しくて、お料理やお酒は気候による影響も大きいことを改めて感じました。