昨日は、愛知県弁護士会主催の野外集会・パレードが実施されました。私自身、これまでこのような行事に参加したことさえほとんどない中、突然、担当副会長として主催する側に回り、果たしてどこまでやれるものか、不安で一杯でした。しかし、大勢の方々の協力によって、非常に有意義な集会・パレードになりました。ありがとうございました。
立憲主義が危機にさらされている現在、弁護士会は、政府に対し臆することなく物が言える数少ない団体として、今後も重要な役割を果たすことができるはずです。
この集会・パレードは、大きく報道されたようです。以下、1月18日の毎日新聞の記事を引用します。
〈集団的自衛権〉行使容認、県弁護士会が反対集会 憲法9条順守を訴え/愛知
県弁護士会は17日、名古屋市中区の久屋大通公園で、昨年7月に閣議決定された集団的自衛権行使容認に反対する集会を開いた。弁護士約350人を含む約3000人が参加。同会主催の集会としては過去最大という。
集会では、日本弁護士連合会の伊藤真・憲法問題対策本部副本部長が「今年は戦後70年。憲法9条をないがしろにする閣議決定を絶対に許してはいけない」などと演説。大学生や保育士らがそれぞれの立場で憲法順守の必要性などを訴えた。
集会後、参加者は「閣議決定撤回を」と書かれたプラカードを手に同区栄や大須の街頭をデモ行進した。同会の花井増實会長は「これをステップに今後も反対活動を広げたい」と話した。